2025-09-12 Fri
今日は地元のお祭りということもあり、漁師さん達は休業の2日間、また、低気圧が接近していることから、定置網は撤去したとの漁師さんからの貴重な情報をゲットするともなれば、もう此処に鎮座するしかない、っということで今日も着ましたホームグラウンド。今回は前回の餌取の猛攻から防御すべく、塩漬けのイカちゃんとエビちゃんのコラボで挑んでみることにした。仕掛けを投じると早速のガヤの当たりはあるのだが、本命のアキアジやカラフトの魚信は全くない。餌持ちの良いイカだけに、ガヤ達の多少の攻撃には耐え得るのであるが、本命が到来しないことには全くもって話にならない。こんな時は、暇なおじさん達のお話し相手の時間に突入するのであるが、地元の方が外様の私に色々と聞くものだから、なんか変な状況である。っというか、地元なんだから知ってるんじゃないの?っと思う位、場所、棚、餌、仕掛けなど、聞いてくるし、手返しも慣れた様子ではないのだが、道具は一通り揃えているようだ。まあ、どうせ釣れないんだし、色々と話していると釣り座に釣り船が帰港してくる。即行で道具と片付けて一時避難しながら、本日の釣果をリサーチしてみると、1名当たり5本のノルマは全員達成したとのことであった。しかも沖合まで出ているものだから、ピカピカのアキアジをゲットしている。こんな釣り船なのだが、かなりの人気で昨年の6月から予約して、今日の釣行、しかも旭川や札幌から来ているのだから、ものすごい気合である。何せ、札幌から此処まで4,5時間はかかるだろうし、釣ってさらに帰宅となれば、仮眠必至の小旅行といった感じなのであろう。メンバーも60~70代といったところで、クーラーは魚で一杯になっているのだから、船から下したり、車に積み込むのが一苦労の様子である。竿頭は12本と制限越えの釣果であったが、釣れなかった人と平均すれば5本以内という暗黙のルールに従い、皆さんホクホク笑顔で帰路に向かうのであった。釣り船も停泊位置に戻っていったところで、釣り再開になるのだが、風も強くどんどん寒くなっていく、9月だというのに、下はスエットにゴア、上はTシャツ2枚、ダウン、ゴアの4枚重ね着にも拘わらず、指先が悴んでくる寒さである。妻マウスが念のためにと暖かい紅茶をポットに用意してくれたのが、寒さからのせめてもの抵抗であるのだが、寒さ対策を万全にしてきたと思っていた軽率な考えは見事に覆されることとなった。夜も更けてから、目の前を何本かが通り過ぎるのであるが餌には全く見向きもしない。ルアーチックに攻めてみると20㎝位のガヤは入れ食いなのであるが、これって煮付けたら美味しいよね?でも、本命じゃないし、今回はお帰り頂くことにした。結局のところ、自作の餌がダメだったという結論を素直に受け入れ、餌がダメなら、どうしようもないことから今日はこの辺で許してあげようっということで納竿することにした。オイヤン曰く、生カツオにイカをセットで付けると釣果抜群らしいが、生カツオが何せ手に入らない。あとイカは赤く食紅で染めてあげないとダメらしいのだが、魚って色って解るのかな~後で調べたところマグロ系は色盲らしいが、どうやらサケ科の魚は赤や黄色を好むとのことであった。さてと、低気圧が通過後は水潮になり濁るので暫くはダメなのかもしれないが、防寒、餌対策としっかりして、今年の初物をゲットしたいものである。
COMMENT

TRACKBACK