2025-09-24 Wed
降雨からの晴天が2日となれば、河川の濁りも少しは軽減されているだろうという甘い考えの元、眼下に飛び込む茶色の流れは、紛れもなく水潮決定の予感万歳であるにも拘らず、今日ぐらいしか、もう時間が取れないということで、今日もホームグランドである此処に来てみるのであった。昼過ぎにも拘らず、釣り人は疎らで、全然釣れているオーラを感じない、水温は戻ってきたのか、少し暖かく22℃ぐらいはあったのではないだろうか、生温い感じさえする。さてと、いつものベストポジションと思い込んでいる場所に陣取って手返していると、早速お隣さんがゲット!これは釣れる予感万歳なのであるが、私の竿には全くもっての無反応。いや、ガヤの猛攻撃の反応だけが伝わってくる。さっと2本ゲットしてニンマリしながら帰宅する様子なので、餌を聞いてみたが、カツオとのこと。私もソーダガツオの塩漬けは持ってきていたのだが、昨日は生サンマが1匹99円とセールだったので、2匹をお刺身用に、1匹を塩サンマということで餌を仕込んできた。生サンマのお刺身は、今回はアニサキスを慎重に駆除していたので大丈夫と思うのだが、小さいながらも脂も乗ってきて、とても美味しく、釣行前に2匹をお腹に納めて、充電完了の体調だけは準備万端である。それはさておき、仕込んだ塩サンマを他所眼に早速、カツオで手返してみるも、そんな簡単な話ではない。今日は、エビ、サンマ、イカ、カツオの欲張り4種盛りで挑んでみるも、やはり釣れるのはガヤばかりである。20㎝は超えているので、丸揚げや煮付けにしたら美味しいのだろうが、今日は本命のアキアジであったので、此処は、お帰り頂くことにした。和歌山の夜釣りでは、あまり経験しなかったが、此処の漁港に来る人は、遠方から訪れているため情報収集するためなのか、昼夜問わず話しかけてくる人が多い。しかし、半分以上は世間話なので、単なる話好きが多いのか、私の話しかけるなオーラ弱いのか、私も移住してから短いので、それ程、詳しくないのだが、稚内からオホーツクをキャラバンしながらアキアジを追い求めている猛者たちが多いようだ。結局、夜になっても知らないオイヤンとガヤばかりが釣れてしまったのだが、ガヤは良型が10匹以上は釣れたため持って帰れば、良いおかずになったのではないだろうか?ガヤには鰭に少し毒があるようで、刺されるとピリピリと痺れるので、あまり持って帰りたくないのが正直なところであるが、ガシラとよく似ているので味も良いと思う。結局、場所、餌、棚など色々と試したが、ポツポツと雨が降ってきたところで心もポッキリ折れてしまった。びしょ濡れになる前に帰宅しようということで、今日はこの辺で許してあげよう。全くもって何しに来たのだかだが、高速を使って和歌山に出向いていた時よりも遥かにコスパは良い。ガソリン、魚と私のエサ代含めて1回当たり2000円ぐらいで丸1日遊べるのだから、暇な親父にとっては良い時間潰しになる。そう自分に言い聞かせ、眠くなったので帰路は途中で仮眠を入れ、今日も無事に家に到着するのであった。どうせアキアジは数も少なくヒットは偶然レベルであるので、今度はガヤ狙いで大量ゲットを目論んでみようかな~っと弱気前回の妄想に耽るのであった。