2024-04-06 Sat
桜も咲くこの季節,山に入れば良い香りが漂っているからには,先週のリサーチもバッチリと言うことで,今日はデカサバ狙いで淡路島へと妻マウスと来るのであった.欲の塊の妻は例によりサービスエリアで個別包装された一六タルトの夏ミカンバージョンを購入し,あとは,車内で寝るだけと一体何しに来たんだかモード全開であるが,まあ,そんな状況はさておき,現地に着いたのは22時過ぎ.丁度,1人分空いていたので,狭いながらも両隣に挨拶し入れさせてもらうことにした.飛ばしサビキでちょこちょこと小アジが釣れているのだが,私の方には中々当たりが来ない.もしかしたら真下にいるんじゃね?っということで仕掛けを落としてみると,これがビンゴ!面白いように小アジばかりが掛かって来る.アジ南蛮にしては少しだけ大きい気もするが,13分コースで揚げてやれば骨までしっかりと火も通るだろう.あとは量産体制に突入である.この季節は気温が高い割には水温が低いので,釣り上げた魚をバケツに入れていても痛みが遅いので,釣りに専念できる.今日は,夜は場所取りだけで,どうせ釣れないだろうと思い,アミエビを2ブロックしか買ってこなかったが,これだけ釣れてしまうと,餌の配分を考えなければならない.半ブロック使ったところで30匹は釣っただろうか,このペースだと昼間のサバとの戦いに応じられなくなってしまう.でも釣れちゃうからには,ついつい体が動いてしまうのは致し方がない.隣のオイヤンも飛ばしサビキとブッコミサビキの2投流で量産体制である.1時も過ぎた辺りだろうかオイヤンがベストポジションを空けて仮眠に入ったので,そそくさと場所移動.釣り場は私一人となってしまったが,労働の様に手返していると明け方近くになって,「隣良いですか?」っと第二オイヤンが来て飛ばしサビキを始めだした.めっちゃ話好きのオイヤンのようで,釣れているのに,ちょこちょこ,こちらに来ては話に寄ってくる.まあ,私は手を止めずに会話だけしているのだが,小アジには興味があまりないのであろうか?道具の話から釣り場や仕掛けや棚の話と色々と聞いてくる.餌もたっぷりと持ってきていたようで,その点は羨ましい限りである.夜も明けて,そろそろサバモードと行きたいところだが,これが小アジばかりで全然掛かってこない.時たまお見えする中サバが良い引きをしてくれるのだが,もう少し大きく数も欲しいところである.日も高くなると妻は,お散歩と言いながらお茶をしに人気のカフェに行ったようで,LINEにはコーヒーとドーナツの写真を送ってくる始末でマッタリしているのか,なかなか釣り場に戻ってこない.結局,デカサバの地合い前に餌も尽きたのだが,何せ小アジでクーラーも一杯になったことだし,今日はこの辺で許してあげよう.裏で待機している野良猫に小アジをあげたりして,余裕をかましていたが,結局,デカサバには遭遇することはできなかった.昼過ぎに狭いところに入っていたオイヤンに竿を3回もぶつけられて,ちょっとムカッと来たが,何せ釣りたい一心で,周りが見えていないのであろう.まあ,残り少ない余生を有意義に過ごさなければならないのだから焦る気持ちも解らないでもないけど,私がやばい奴だったらトラブルになっているに違いない.まあ,こっちも遊びに来ているので,怒って帰ると後々言い過ぎたな~とか気分が悪くなるため,最後はお先に失礼しますと挨拶をして,完全に自己満足の世界と共に釣り場を後にするのであった.結局,終わってみれば,小アジ178匹,中アジ2匹,中サバ2匹で久しぶりの爆釣だったが,何せ本命のサバが30㎝位と小さく,しかも2匹だけという結末であった.小アジは4等分して1つは新玉葱と一緒に,淡路島が実家のご近所にお裾分けし,後はアジ南蛮用に冷凍庫行き,中アジはお刺身,中サバは〆サバにして,先週,料理した大量のアジ南蛮と共に今週もお魚三昧の食卓であるのだが,帰ってきて直ぐに,再び釣行したくなるのだから,正に中毒状態である.GWまで,あと少し,どこに行こうかな~っと今から思案している今日この頃であった.くちマウスの〆サバの作り方
サバを3枚に下し,薄皮を取る(中骨は面倒なのと,どうせ柔らかくなるので取らない)
塩に30分間漬け,水気を取る
塩を落として,酢に1日以上漬ける
以上,めっちゃ美味しいです
2020-10-24 Sat
10月も終わりに近づき寒さを感じる今日この頃,寒冷前線通過後の冬型の天気となれば北風が強く釣りにならないことも多いが,南向きのこの堤防であれば,寒くても強風でもハッチ釣で何とか釣りにはなると思い,っというか理由はさておき,今日もまたここにきてしまうのであった.現地には夕暮れに到着し,まずはサビキで様子を見ることにしたがこれが待ったうもって無反応.生体反応がゼロのまま長い時間を過ごすのは辛いのだが,今回はクーラーボックスを食料用に新調し,寒い中で暖かいものを食べようとガスコンロも準備してきた.そして暇つぶしの猫缶である.今日の野良猫は2匹がご来客となったが,どちらも警戒心が強く触らせてくれない.400 gの猫缶をペロッと平らげた挙句,処理したイワシの頭も10匹ぐらいは食べたろうか?最後は,もういらないみたいな顔で地面に落としたイワシを盗み食いして逃げていくのであった.なんと太々しい奴だろうと思いつつも奴らも生きるためだし,耳が切れていて去勢手術済なので嫌な目に遭ったのだろう.そんなマッタリとした時間も寒さと強風となれば,今夜のウエポンのカップラーである.250 mLの水も3分ぐらいで沸騰し,寒さの中で食べるカップラーは最高に旨い!実は水を500 mLペットボトル1本しか持ってきておらず,ケチケチの運用であるが,こんなに美味しいのであればもっと早くやっておくべきだった.実は,これまでに,お隣とかで寒さの中でウマーしているのは横目に見ていたのだが,目的はあくまで釣りなので,美味しそうだなーっと思いつつも,実践までに至らなかった.Doから始めることを非難する人もいるが,何事もDoは大事である.2カップラーを寒さの中で堪能し,気が付けば夜明けである.朝になるとイワシが回遊し,食べる分だけ50匹ぐらいをこちらもゲットし,今日はこの辺にしておいてやろうっということで納竿となった.狙っていたアジは空振りに終わったが,まあ,釣れないだろうと思っていた太刀魚仕掛けに忘れたころに当たりがあり,高確率で何とか2本をゲットできた.1本は指3本強の先ず先ずの型で,今日はお刺身と塩焼き,そして卵は塩漬けにしてみた.イワシは圧力鍋で炊いて,黄金レシピで今日も,秋の味覚を満喫させるのであった.クーラーボックスはシマノのウレタン(FIXCEL BASIS 17L)を購入してきたのだが,真空パネルは重いので却下し,っというのは言い訳で,実は高くて購入できない.流石に5万円あったら竿買うかな~LIGHTのポリスチレンが1.3万円で2000円の差だったので,LIGHTを購入するつもりだったが,今回はウレタン(1.5万円也)にしてみた.ダイワなら1枚真空パネルが購入できたが,ワンタッチで開閉できるのが私のスタイルと合い,シマノにしてみた.実際に使用してみると,これがよく冷える.最近のクーラーの性能(ほんと凄いです,そこらのホームセンターのとは全然違う)を実感するとともに,真空パネルだったらもっと冷えるんだろうな~っと思いつつも,加齢とともに釣行がアウトドア化していくのかな~っと最近,ハッチーで怠けているので次回はちょっと和歌山のあの場所にでも行ってみようかと思うのであった.
2020-10-03 Sat
ここのところハッチ釣りの楽さに慣れてしまったのか,すっかり体が訛っているのだが,今回はハッチ用のLEDライトを購入して,手返しが楽になるにハズで,それに乗じて爆釣妄想が止まらない,っということで大潮周りの満月であれば,まあ,またここにしてしまうのだが,今日はちょっと早めに現地到着となるのであった.既に車でびっしりであるが何とか間に泊めさせてもらい開始である.夕マズメに1匹だけ中アジをゲットしたもののサビキに反応がない.実は先週,PEラインが竿先に絡み,竿を煽って解こうとしたら竿先が折れてしまった.ゴミ箱に捨ててあった竿だが,1番をとハードガイドを新調して見事に3000円弱で復活した竿である.今回はガイドを600円のSiCにグレードアップして修理してみた.まあ,ガイドを外すときにガスバーナーで炙ったら,ハードガイドも傷んでしまったので,交換となったのだが,お店では安いハードガイドが置いてなく,渋々SiCにしたのが正直なところである.この竿を太刀魚狙いで投じてみると何とも小さい当たり,標的も小さいのはわかっているぐらいのやり取りで何とか1本をゲットすることができた.今日はここら辺りで終わりかな~っと長い沈黙の時間である.何をどうしても生体反応がない.捌いた魚の頭や,おにぎり,ハンバーガーなど野良猫に餌をやりながら夜長を過ごすのだが,黒のチビ太はトランクに常備してある最終兵器の猫缶に釣られて背中を触らせてくれる.後ろからでかいサバ虎が狙っていたが,警戒するも余裕の表情,私を盾にトラの威を借る猫である.しかし,猫缶がなくなれば,釣れていないとみると野良猫もすぐに立ち去ってしまう.猫を釣っている場合ではないのだが,朝マズメに中アジを3匹追加して,まあ今日はお刺身分かな~っというところで,夜も明けると水面が光っている.小さいながらイワシの大群である.仕掛けを細くしたら釣れるかな~っと思ったらコマセを食べて仕掛けを通過,なかなか賢い連中である.何とかコマセ同調で30匹ぐらいを追加して,今日はこの辺にしておいてあげよう.日も高くなると,なんと釣りガール登場である.一人で来ているのか手返しがなんとも覚束ない.おじさんが教えてあげようか~っというと海に落とされそうなので,あれじゃ釣れなさそうっと思いつつもその場を立ち去るのであった.っということで,お刺身2色盛の一皿とイワシの煮付けを作り,今週は終わりである.魚も少なくなってきたし次回は和歌山に行こうかな~っと貧釣果に懲りないメンタルお化けを維持するのであった.
2020-09-26 Sat
2020-09-20 Sun
ここのところ人気を避けて穴場はないかとあちらこちらを視察していたのだが,秋雨前線や台風の影響もありハッチ釣りができる場所を確保するべく今日も淡路島へと出向くのであった.ハッチ釣りともなれば人気は避けられないので矛盾してしまうのだが,太刀魚狙いの猛者達の中,一人サビキで,アジ,サバを狙う分には影響はないであろう.仕事を早々に終え,宵の口に現地に着くとまだ人気はなく,ベストポジションは占有されていたが,何とか端っこに駐車することができた.早々に準備し,しっぽり仕掛けを落としていくといきなり中アジ,小サバが掛かってくる.1.5号ハリスだと時折,仕掛けが飛んでしまうが.6本針はついに2本針となり,諦めて3号ハリスに変更してみる.やはり食いは悪いものの掛かってくるのは大きいやつばかりなので,ここは良しとしよう.両隣は集団で少しやりにくかったが,夜も更けてきて車中でご就寝となり,広範囲を長時間独り占めしている間にウキスポン,爆釣モードに突入するのであった.小サバといっても20センチ以上はあるので引き味十分.太刀魚狙いの猛者たちにとっては外道でリリースしているが,圧力鍋で炊いたら美味しいのにね.朝マズメも棚を探りつつの爆釣りモードの継続で終わってみれば,中アジ19匹,小サバ50匹ぐらいとかなりの量となった.途中大きな当たりがあり,格闘しながら寄せてみると例のデカボラちゃんである.仕掛けが飛んだ原因が判明したが,ここのボラは綺麗で食べられそうである.地元のオイヤンも食べないということで,海水温がまだ高いしここはリリースした.冬であれば持って帰って料理もありだろう.現地で捌いて滑りも取り,キッチンパックに入れて久しぶりに重いクーラー持って帰宅するのであった.帰路では淡路島へ向かう人たちで渋滞がすごいことになっていたが,コロナ禍の中,我慢の限界を超えてしまったのであろう,巷はGo Toモード全開である.アジは6匹をお刺身にしたが,お皿てんこ盛りである.サバも15匹ぐらいで鍋がいっぱいになってしまうぐらい先週に比較して成長している.来週も行きたいのだが,冷凍庫もそろそろ一杯になってきたのでっというか,コロナ禍の影響により冷凍レトルト食品で埋め尽くされているのが原因である.冷凍食品を処理して来週は魚でいっぱいにしたいなーっと,一人,思いながら爆釣妄想を巡らせるのであった.